
ドン・チードル主演の「ホテル・ルワンダ」が話題となりました。
民族大虐殺から人々を守るために奮闘した、実在のホテルマンの話です。
人のやさしさと強さ、そして戦争の不毛さが伝わってくる作品です。
日本人にとってあまり馴染みのないルワンダについて、少し調べてみようと思います。
【ルワンダ内戦 フツとツチ】
アフリカ中央部のルワンダでは、1990年代にフツ系住民とツチ系住民の間で内戦が起こり、1994年には
100日間で100万人もの犠牲者を出す大虐殺が発生した。隣国ブルンジでも同様にフツとツチの間で内戦となり、同様に多数の犠牲者を出した。
→なぜフツとツチは争うのか多数派のフツは農耕民族、少数派のツチは遊牧民族だった。
ツチは裕福であり、高貴な民族とされていた。
「高貴な民族」と呼び、えこひいきしていたのは誰か?
それは、植民地支配していた
ドイツやベルギーの人間。
独立後、ツチは政権を掌握する。
しかし、フツの不満は募ってゆく。後押ししたのは
フランス。
→大虐殺の背景1994年、ルワンダ大統領(フツ)の搭乗する飛行機が墜落される。
犯人はツチでなく、フツ至上主義者の犯行と言われる。
これをきっかけとしてフツによるツチの大虐殺が起こる。
虐殺に際してはリストが存在し、いかに計画的だったかを物語っている。
これを
ジェノサイド(1つの民族に対する計画的虐殺)と呼ぶ。
現在は発足した新政権が国内治安の維持に力を入れている。
しかし国外に大量発生した難民の問題など、残る課題は多い。
【紛争、戦争、衝突】
地球には200を越す国家と、無数の民族が暮らしています。
問題は複雑で、ぐちゃぐちゃにもつれた糸のように絡み合っています。
虐殺を起こした人々も、長年虐げられてきたフラストレーションが
あったからこそ、なんです。
本当に難しい。
僕はルワンダについて、何も知らなかった。虐殺のことも。
自分の力で何ができる、ってわけではないけれど、
とにかくまず「知る」ことは大切だと思うんです。