
いま世界中の戦場で、子どもの兵士が前線に立っている。
大人よりも安上がりに勇敢な兵士になるという理由で、
軍や武装組織が好んで子どもを徴兵するためだ。
紛争地域に派遣された国連平和維持軍でさえ、小中学生の年ごろの
「兵士」に銃口を向けなければならないのが現状だ。
(冒頭より)
はっきり言って、これほど気分が悪くなる本はない。
実際、電車で読んでいて吐きそうになった。
しかし、現実なのだ。
世界中の、多くの武装組織で、子どもが兵士として戦わされている。
ルワンダ、リベリア、アフガン、イラク、ミャンマー、シエラレオネ、
スリランカ、コロンビア、スリランカ・・・
余りにも残酷で、生々しい。
実際に「地獄」を体験した子どもたちのインタビューが軸となって
構成されている。
僕はカンボジアにこれまで3度行ったけれど、こういった負の部分を
ほとんど見ないままだった。その国の真実を見ていないのだ、と思う。
「ホテル・ルワンダ」「モーターサイクルダイアリーズ」
といった映画を見たときも思ったけど、ただ旅するだけじゃなくて
こういった部分にもキチンと目をやって、できるならば何かしらの
協力ができたら、と思う。
気楽に遺跡を見たり人と触れ合ったりするのも旅のスタイル。
行く先々の国や地域の真の姿を、目をそらさずに見るもの旅のスタイル。