教育と、旅と、地域活性と、日々のあれこれについて。
[------]
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--------(--) --:-- スポンサー広告 |
[20100714]
私が何故、「教育」をやりたいのか。

「教育」との出会いから、教育業界でこどもと向き合っていきたいと思うようになった、
その経緯と思いを綴りたいと思います。

私の教育との関わりは、大学生時代から始まります。個別指導塾の講師として、4年間に300名の生徒に対して、約3000コマの授業を実施。未就学児から高校生、難関私立高校の生徒から不登校児まで、様々なこどもたちと向き合ってきました。働いていたのは兵庫県の尼崎市。分数がまともにできない中学3年生がいたり、アルファベットが全て書けない中学2年生がいる。。そんな地域でした。反面、灘や甲陽といった難関私立校が近くにあり、そこに通う秀才もたくさんいました。

学校のフォロー、成績向上、受験合格、内部進学、しつけ・・・様々な目的を持ってやって来るこどもたち。
 
個別指導塾は集団塾に比べ、講師と生徒の距離がとても近いと言えます。教える側がアマチュアであるというリスクは大きいですが、彼らと勉強以外の話もしていく中で目標を共に見出し、学習意欲を高め、二人三脚で歩んでいくというプロセスは当時学生の私にとってはこの上なく気持ちが奮い立たせられ、やりがいのあるものでした。

一方で、当時住んでいた神戸で1年間の児童館ボランティア、特別支援学級の課外学習サポーター、交通遺児を対象としたバスツアーのスタッフなど、家庭環境や性質が異なる様々なこどもたちに出会い、様々な教育のあり方を学びました。

また、2004年に初めて訪れたカンボジア。アンコールワットを始めとした遺跡は、初の単身海外旅行の身にはとても刺激に溢れるものでしたが、何よりもこどもたちの屈託のない笑顔に心を奪われました。以降、何度もカンボジアに通う中で、仲良くなった現地に住むカンボジア人の青年と、2005年9月、フリースクール「サヴォング・スクール」を設立。約300名のこどもたちが英語や日本語を学ぶ場として、現在は主にカンボジア人スタッフにより運営されています。

その後、SEとしての仕事に専念する日々が続き、教育とは距離を置くことになります。

再び教育への興味がかき立てられるようになったのは、2009年の春頃のことでした。2008年頃より私は農業や過疎地域の活性化といった取り組みに興味を持ち、同じ志を持った仲間たちと”sato”というチームを結成し、月に1度の交流会イベントやツーリズム(農村地域での暮らしを体験するツアー)を企画、実践してきました。これらの活動では、様々な企業やNPO、起業家との出会いがありました。彼らに刺激され、自分が取り組みたい社会的な領域を模索していく中、”教育”をテーマとしたイベントで塾経営者、教育に取り組むNPO法人、学校教員との出会いをきっかけとして教育への思いが再燃。

同時に、教育の世界に新しい風が吹いていることを知ることとなりました。100ます計算、フィンランド・メソッド、よのなか科、脱ゆとり、キャリア教育、コミュニティスクール・・・


そして、2009年の1年間の中で以下のような活動に、ときに主催、ときに参加側として関わってきました。

・ 放課後の小学校、学童施設などで”市民先生”を招いてこどもと触れ合う場をつくるNPO
・ 対話を軸として教育についての理解を深め、イベントを実施する社会人サークル
・ その道のプロである”志民先生”と高校生とが交流する学び・進路探しの場の企画・開催

これらの取り組みは、いずれも既存の学校や学習塾が提供する教科教育とは異なる、いわゆる「非教科教育」と呼ばれるものです。対話や交流を重視した「学び合い」であり、こどもたちにとっては教師や講師に教えられるという受動的な場ではなく、自らの意見や思いを伝え、自らの体や感覚を表現する能動的な場となっています。そしてこれらの活動は一時的なものではなく、国が助成金で支援したり、企業が賛同して資金を提供したりという動きも生まれてきています。

私は、こういった活動に参加する中で次第に自分の中での”教育”への思いがますます強くなっていくことを感じていました。それは日本の教育をもっと良くしていきたい、という使命感であったり、こどもに本気の、ホンモノの大人の姿を見せたいという望みであったり、様々な思いが介在しています。しかし、一番は”教育”を通じてこどもたちと関わりたい、目を輝かせる瞬間にもっと立ち会いたい、というシンプルな欲求がそこにありました。

また、こどもが成長するに伴って広がっていくコミュニティである、”家族” ”学校” ”地域”のうち、”家族” ”地域”が日本においては以前と比べて弱まっており、他者との関わりが希薄であるこどもたちが増えていることにとても危機感を覚えています。私は、たとえその人にどんなに能力があったとしても、社会を生きる為に最も必要なことは他者と協力し合うことだと確信しています。

人と信頼し合える関係をつくれる人に。

 
今年に入り、私と同じような志を持つ人との素晴らしい出会いがあり、今まさに歩みだそうとしているプロジェクトに初期メンバーとして関わるチャンスを得ることができました。このプロジェクトは、環境問題や様々な社会問題を知り・共有し、それに対応するスキルを学び・創り、各々のフィールドで活かすきっかけを生み出すことを目的とした”塾”の創設です。6月のキックオフイベントを無事終え、本格的なスタートへの準備が現在進められています。

そして、またさらに幸運な出会いに恵まれ、この夏から「教育」を仕事として本格的に取り組むこととなりました。7月末で、SEは卒業です。とてもいい環境で働かせてもらっていたので、後ろ髪を引かれる思いはあります。
でも、一度の人生、やりたいことを、やることにしました。
8月からは「教育コンサルタント」として第二の社会人のスタートです。

「君は何故、そんなに幸せな環境にいるのに、やりたいことをやらないんだ?」 山口絵理子

先日、キューバに行った際に、いくつかの小・中学校を訪問しました。社会主義国であり米国から経済封鎖されている環境下で極度に物が不足している中、こどもたちは教科書を使い回し、1本のペンを握り締め真面目に机に向かっていました。印象的だったのは、学校が地域社会に溶け込んでいることと、生徒たちの屈託のない笑顔でした。そんなキューバの教育は、その経済水準からは考えられないほどレベルが高く、世界でも注目されています。

同時に、何度も通いつめた「サヴォングスクール」のことを思い出しました。
カンボジアのこどもたちは、日本とは比較しようがない程に恵まれていない教育環境にも関わらず、日本のこどもたちよりも(特に英会話の面で)英語力に優れている。


「教育」は奥が深く、その興味は尽きません。こどもたちや「教育」と関わっていくことに、自分の時間と能力を投じること。それが、今の自分が何よりもやりたいことです。



       ~ミッション~

・ こどもが目を輝かせる瞬間を創り出す
・ こどもの価値観、視野を広げるきっかけを与える
・ こどもが社会を生きる力をはぐくむ
・ 関わるおとなたちも元気にする





copyright © 2005 don all rights reserved.

Template By innerlife02

INFORMATION

don

Author:don
関西出身、東京に来て6年。
ステムエンジニアを経て2010年夏、ソーシャルビジネスの広がりのお手伝い・企画提案と、キャリア教育のサポートを実施するコンサル会社に転職。追いかけているテーマは地域活性×教育のモデル。活動はNPOアフタースクール、教育カフェ、savongschool(in Cambodia)など。シュミは世界の旧市街歩きと写真を撮ること。

このブログでは、教育・地域活性についてと、夢である世界一周について色々書いていきます。

http://donpj.com

Recent

全タイトルを表示

Category

Archives

ブクログ

twitter

    follow me on Twitter

    Recent Comments

    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。