教育と、旅と、地域活性と、日々のあれこれについて。
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[20100523]
民主党政権になり、教育はどう変わるのか。

文部科学副大臣の鈴木寛氏と、ゆとり教育をかつて推進した寺脇研氏の対談をまとめた一冊。
2010年3月25日発売。

子ども手当はバラマキじゃないの?財源はどこにあるのか?
高校無償化なんて実現するの?

メディアに流れる情報は批判的、懐疑的なものばかり。


実際はどうなんやろ?

恥ずかしながら現在の文部科学大臣、副大臣が誰かなんて知らなかった。
文部科学省は、教育だけでなくスポーツも文化も、と幅広い。
教育政策担当である鈴木寛副大臣、どうも色んなことをやっているようです。

カタリバ大学、グリーンバード、熟議カケアイetc.
コミュニティスクール構想をずっと持っていて、副大臣となった今、積極的に推進をしている。
おんなじ兵庫県出身やし、ちょっと親近感も覚える。

そして寺脇氏はゆとり教育をかつて推し進めた人。
日本の学力が低下してしまった(とされる)原因と言われたりもするけど
果たしてホンマなんかな?


<教育から学習へ>

「コンクリートから人へ」は2005年来の民主党の党理念として予算編成のテーマともなったが
このフレーズはもともと鈴木氏が参議院選挙のとき(2001年)に使い出したのだそう。

公共事業の削減、人的資本の充実を目指すという意味で、わかりやすい言葉。
多数の人に伝わりやすい「共通言語」最近大切やなぁと思えるようになってきた。

鈴木氏が色々な場で、「教育」ではなく「学び合い」なんだ、と述べていることについては共感できるポイント。
"education"は「引き出す」やのに「教えて育てる」という日本語訳はどうなの?というそもそも論がある。
となると、"teacher"でなく"educator"になると言うことなんやね。

同様に、寺脇氏は「教育」から「学習」に言葉を変えようと言っている。


<鈴木氏のめざす教育の姿>

 「20世紀はGood Cooperator(良き協同作業員)であることが重要だったが
 21世紀はGood Collaborator(良き協働者)であることが重要」(鈴木氏)

今、色んなことを思い、実践していく中でつくづく思うのが、
人はやっぱ「人々」になってこそ色々なことができるんやなぁということ。

ごくごく一部の人々(孤高のアーティスト、自給自足を貫く人)を除いて、
人は人と関わり合って生きている。

自らで判断する力と他者とコミュニケーションすることが大事、って書いてあるけどほんまにそう思う。
うまくやれば、1人+1人=10倍のイノベーションになったりもする。
鈴木氏はこれを「工場型」から「劇場型」へのシフトなのだ、と言っている。


<現在の教育政策のキーワード>

・ 教員免許更新制度
・ 学力テスト
・ 高校無償化
・ 子ども手当(金額や受給権など)

分かりやすいテーマやから国民の関心度も高い。
やけど財源や自民党政権との違いなど、メディアは表層的な部分しか見せてくれない。
そもそも子ども手当の目的って何やったっけ?とか、ちゃんと知りたいところ。


<高校無償化・子ども手当について>

0歳から15歳の子供には1.3万円の子ども手当が至急され、
高校生は、公立高校が授業料無償、私立高校生に12万円から24万円の就学支援金が支給され、
8.5万人の大学生の授業料が減免になる。

以上が政策の内容。そして子ども手当は実施される。

これら、たくさんの予算をつぎこんで実施される政策の目的、それは
「学習条件整備」にある。

収入に限らず手当を支給し、無償化することで「学習する権利」を実現する。
私立高校生への受給権制度成立によって「代理受領」できるようになる私立高校が、
特色ある魅力的な学校づくりを推進する。

こういう「目的」をちゃんと説明して国民に共感してもらえれば
収入による受給権の有無、なんて話は出てこないんじゃないやろうか。

でもこれは、ちゃんと説明しない、世間に伝えてない民主党自身やメディアに責任があると思う。

このままやと変な使われ方(食費とか娯楽費)をされたりもすると思うなぁ。
月々1.3万円、15.6万円、15年間で230万円くらいもあるのに、使い方が伝わっていないことがもったいない。




さて、今日はこんなところで。
ゆとり教育やコミュニティスクールの議論もめっちゃ面白いので次の機会にまとめてみたい。
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Author:don
関西出身、東京に来て6年。
ステムエンジニアを経て2010年夏、ソーシャルビジネスの広がりのお手伝い・企画提案と、キャリア教育のサポートを実施するコンサル会社に転職。追いかけているテーマは地域活性×教育のモデル。活動はNPOアフタースクール、教育カフェ、savongschool(in Cambodia)など。シュミは世界の旧市街歩きと写真を撮ること。

このブログでは、教育・地域活性についてと、夢である世界一周について色々書いていきます。

http://donpj.com

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