教育と、旅と、地域活性と、日々のあれこれについて。
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[20110409]
4月3~8日に、仕事の関係で宮城県に行って来た。

東北地方太平洋沖地震により甚大な被害を受けた東北・北関東地方の
復興支援に、会社として取り組むことになった。
仙台にある団体の活動の後方支援、及び現地の状況の把握が今回の目的。

仙台駅周辺は、既に落ち着きを取り戻していた。
ガスはまだ復旧していないものの、水・電気は通っており、
またガソリンも入ってくるようになり、街には多くの車が往来していた。

「がんばろう仙台」「私たちは負けない」「立ち上がろう東北」
鼓舞する文字が街に溢れていた。

DSCN3059.jpg


今回お世話になった「せんだい・みやぎNPOセンター」では、
普段仙台市をはじめとした宮城県内のNPO法人の中間支援を行っている。

震災の復興支援の為に、地元・東京のNPOや財団、商工団体と連携し
「みやぎ連携復興センター」を立ち上げ、被災地支援に取り組んでいる。

そこは毎日のように会議が行われ、迅速な意思決定が行われていく”現場”だった。

活動のひとつに、宮城県内の全ての避難所を回り、刻々と変わりゆく状況を調査し、
求められるニーズに対応していく、というプロジェクト「つなプロ」がある。
※詳細は「つなプロ」WEBサイトを参照

わずかではあるが、その活動に参加させて頂いた。

「つなプロ」は80名程度のボランティアで組織されている。
リーダーはいずれもNPOの設立者やコアスタッフといった猛者。
彼らには状況を判断し、チームや仕組みを作り上げるというスキルが求められる。

DSCN3060.jpg


その後、沿岸部の被災地の状況の確認として
南三陸町、石巻市を訪問。

現場は、想像を絶する世界だった。


南三陸町は、被害が最も大きかった場所のひとつ。
津波は8mを上回ったと言われている。

DSCN3092.jpg

DSCN3099.jpg


DSCN3125.jpg


津波は山の中腹まで襲い、全てを破壊し、洗い流した。
半壊、一部損壊といった言葉は、ここには無い。

瓦礫を取り除く為の重機の音と、カモメの鳴き声以外は何も聞こえない世界。
とにかく、静かだった。

南三陸町では町役場も流された。
全国から支援物資や募金・義捐金が集まっているが、
それを調整するのが各地域の自治体。この町にはそれが無い。

普段は養殖業業などで生計を立てている人々。
自治組織と言っても限界がある。

電気・水・ガスがまだ通っていない。至る所に瓦礫の山。
1ヶ月が経過しようとしている現在においてもそういった状況だ。



避難所にはボランティアセンターが開設されていた。

DSCN3071.jpg


通常、こういった災害のボランティアでよくあるのが
泥かきや浸水した民家の掃除。しかし、この町ではまだそのニーズは無い。
今行われているのは、自衛隊による行方不明者の捜索、そして重機による瓦礫の撤去。

医療、心理カウンセラーといった専門スキルを持たないボランティアが
できることは、この時点では限られている。


ボランティアさせて頂いたのは、「思い出探し隊」というプロジェクト。
海水にまみれた写真やアルバムを拾い集め、綺麗にする。

結婚式、旅行、クリスマス。
幸せな、家族の写真たち。

重過ぎる仕事だった。

DSCN3067.jpg

避難所では、長期的に運営組織づくりをサポートする人材を求めていた。
支援物資を調達し、ガソリンなどの燃料や食糧を管理する。
また、様々な団体からの問い合わせや避難所の人々の要望や意見に対応する。

仮設住宅が建ち始め、徐々に避難所で生活する人数は減少していくが、
すぐにはゼロにはならない。半年~1年、場合によってはそれ以上の期間、
避難所生活が続く可能性もある。

1週間程度の支援では、地元の人々との信頼関係を築くことはできない。
息の長い、中長期の支援が必要なのだ。



仙台への帰り道、石巻を訪れた。

高台から見下ろした、宮城県第2の人口を擁する町は
とても言葉に表せない、状態だった。


DSCN3143.jpg


津波は、火災をも巻き起こした。

DSCN3131.jpg


DSCN3137.jpg



沿岸部だけではなく、町の奥深くまで、その爪痕は残されていた。
これから暖かくなる。早く除去しなければ、衛生面も心配だ。

DSCN3150.jpg


今回の震災は、宮城県においては、圧倒的に津波。
沿岸部と内陸部で状況が大きく異なる。

震災から1ヶ月が過ぎ、少しづつ元の生活に戻っていく。
しかし、未だこういった場所があり、避難所の人々の命が
削られていることを、知らなければならない。



東北の人々は強い。
支援に頼るだけでなく、自らの力で、立ち上がろうとしている。

会社としては、地元のNPOや企業と連携しながら、
全国のNPOや企業といった機関とのパートナーシップで
中長期にわたり、最大限の支援を行っていく予定だ。

個人としても、被災地を訪れ、肌で感じたことを
多くの人に伝えていく。まずはそこからやっていこうと思っている。


DSCN3076.jpg



P.S.
4月7日の晩の、今回の震災の中で最大の余震が起きたとき
震度6強の仙台駅近くにいた。

様々なものが激しく揺れ、人々が叫び、停電となり一気に暗闇になる。。
このビルや電柱が倒れてきたら、津波がここまで来たら、
と本気で「ヤバイ!」と焦り震えた瞬間だった。

宮城や、東北・北関東の人々は3月11日、どんな思いだったのか、
また毎日の余震をどのように受け止めていたのか。。

ふぅー、と大きなため息をついたことを覚えています。
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Author:don
関西出身、東京に来て6年。
ステムエンジニアを経て2010年夏、ソーシャルビジネスの広がりのお手伝い・企画提案と、キャリア教育のサポートを実施するコンサル会社に転職。追いかけているテーマは地域活性×教育のモデル。活動はNPOアフタースクール、教育カフェ、savongschool(in Cambodia)など。シュミは世界の旧市街歩きと写真を撮ること。

このブログでは、教育・地域活性についてと、夢である世界一周について色々書いていきます。

http://donpj.com

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