
ナウル共和国は太平洋の赤道近く、メラネシアの海に浮かぶ島国。
バチカン、モナコに続き世界で3番目に小さなこの国は、あまりにも面白く、あまりにも切ない。
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この糞は、長い年月を経て「燐鉱石」(肥料の原料になる)となり、
この採掘、輸出がナウルの基幹産業でした。
これは、人口1万人程度の島国にはあまりあるほどの資源であり、
ナウル国民は夢のような生活をしていたそうです。
「アホウドリの糞でできた国」古田 靖文著 一部抜粋
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一時は日本やアメリカを抜き、国民一人当たりの所得(GNP)が
世界一になったこの国。
しかし燐鉱石の枯渇が危惧されるとともにこの国は転落を始める。
国民は「労働収入」という概念を忘れてしまっていた。
なんとか働かずに収入を得る方法を必死に探すナウル。
・オーストラリアに超高層ホテルを建て、家賃収入を得る
・国際銀行をつくる(世界のマフィアの秘密金庫として)
・国籍を売る(!)
・アフガンやイラクの難民を受け入れ、その対価として資金援助をうける
しかしこんなことは続かず。
アメリカの怒りを買い、国家財政は破綻。
一時期、ナウルに電話が繋がらない「一国まるごと行方不明」
なんてこともあったとか。
・・・これ、個人の話じゃないんですよ。
国家の話なんです。ありえない。お粗末過ぎる。
でも、これってナウルの自業自得、と片付けていいのだろうか。
オーストラリアをはじめとした周辺諸国の対応にも問題はあるはず。
難民や核廃棄物の「掃き溜め」となったナウル。
悲劇はまだ続く。
温暖化に起因する海面上昇により、国家沈没の危機。
この本、一度読むことをオススメします。
人によって持つ感想は様々じゃないかな。。。
古田さんのブログ
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