
左手を上げて、「グッド」。
ヒッチハイカーが車を止めるときの定番のポーズだ。
久しぶりにそれをやったことで、何かが開放されたような気がした。
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ゴールデンウィーク、北海道を駆け回った。
北の大地は前回訪れた3年前と何も変わっていないように見えた。
変わったのは自分自身。
あの頃は、学生だった。怖いもの知らずで、一人で縦横無尽に
歩き、電車に乗り、ときにヒッチハイクをした。
今の自分が学生時代と同じような行動力があるかどうか
確かめてみたい、と思った。
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5月の北海道は、まだ寒い。特に網走や知床、根室は本当に寒かった。
電光掲示板に踊る「2℃」の文字に震え上がった。
しかしこの時期だからこその絶景。山や野にはまだ雪が残っている。
エゾシカが顔を出す。茶色い体躯と、鮮やかな白い雪とのコントラストが美しかった。
道端にはたくさんのふきのとう。キレイというよりもうまそうだった。
レンタカーで大地を駆け回る。3日間借りて、1,500km走った。
もちろん高速道路なんて使わずに。
信号のない農道を飛ばすのは最高に気持ちいい。
北海道はやっぱり「日本離れ」しているなぁと思います。